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イノベーションを起こしたいならユニセフに学ぼう

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イノベーションとは何なのか」

僕はこの問いに対する明確な答えを持っていませんでした。

最近とある理由でユニセフの活動に触れる機会があり、ユニセフに興味はなかったのですが、関わってみると想像以上に面白かったのです。

そして僕はユニセフに関わったことで先ほどの問いイノベーションとは何なのか」に自分なりの答えを見出しました。

本記事ではユニセフに関わったことでわかったイノベーションの正体について、話していきたいと思います。

ユニセフってなんだ

皆さんはユニセフをご存知ですか? 

おそらく、名前だけは聞いたことがあるかと思います。

ユニセフ(国連児童基金)は、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関です。世界150以上の国と地域で、保健、栄養、水・衛生、教育などの活動を実施しています。

(参照: 日本ユニセフ協会http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_unicef.html)

具体的には、子供たちを感染症から守るために予防接種事業を行ったり、栄養不良の子どもたちへ、今すぐ口にできる栄養価の高い治療食を提供する栄養支援活動など、様々な活動を行っています。

 ユニセフが投資!?イノベーションの創出支援

このような活動をしている一方で、興味深い活動も行っています。

ユニセフ・イノベーション・ファンド、初の投資プロジェクトを発表-途上国の5社のスタートアップに決定|日本ユニセフ協会|プレスリリース

ユニセフなんかこれっぽっちも興味がなかった僕もこれには湧きました。

え、ファンド?投資?あのユニセフがスタートアップに投資するの??これ知った瞬間に、ユニセフのイメージがガラリと変わりました。いやー、攻めてるなーと。

ユニセフ子供たちの生活をより良くするイノベーションを開発するスタートアップに投資をするようです。

ユニセフイノベーション部門部長のシンシア・マカフレイは、「ユニセフイノベーション・ファンドは、シリコンバレーベンチャー・ファンドの手法とユニセフの活動国のニーズを組み合わせた、国連の中でも新しいビジネスの形です」と述べています。

はっきりとビジネスと言い切ってるのがすごいし、イノベーション部門というネーミングが攻めてる。やっぱり持続可能な開発にはビジネスの力が必要不可欠だということを象徴しているんじゃないですかね。

僕はこれすごく面白いし、いい流れだなと思っています。

ユニセフ日本ユニセフ協会は違う

そんなユニセフとは別に、日本には「日本ユニセフ協会」という組織があります。

世界34の先進国と地域に「ユニセフ国内委員会」というものが存在し、「日本ユニセフ協会」は日本におけるユニセフ国内委員会です。

あまり知られていませんが、この日本ユニセフ協会国連機関ではありません。

日本ユニセフ協会の活動はこんな感じです。

ユニセフを支える募金活動、ユニセフの活動や世界の子どもたちについての広報活動、子どもの権利の実現を目指して政策提言を行うアドボカシー活動に取り組んでいます。

(参照: 日本ユニセフ協会http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_and.html)

日本でユニセフ募金を行ったり、あとは駅前なんかで行なわれている募金活動をサポートしているのはこの日本ユニセフ協会ですね。

日本ユニセフ協会だってイノベーションを起こしてる

実は、日本ユニセフ協会も面白い活動を行っています。

それは、水を操作し日本からマダガスカルを目指す「TAP WATER ADVENTURE」というミニゲームです。

 

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(写真: 日本ユニセフ協会 TAP PROJECT JAPAN HPよりhttps://www.tapproject.jp/tap-water-adventure/)

このゲームは、TAP PROJECT2016年度特別企画として提供されていたものです。

TAP PROJECTは世界中の子どもたちが「清潔で安全な水」を使えるよう、ユニセフの活動を支援するプロジェクトです。

このゲームでは、無事にマダガスカルまで水を届けると、実際にマダガスカルユニセフが行う子供たちのための水と衛生事業へ100円の寄付になるそうです(現在は開催期間が終了したため、寄付にはなりませんがゲーム自体はプレイ可能です)

これは面白い!!と思い、とりあえずやってみました。

 

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スマートフォンを傾けて水を操作し、世界遺産とかなんかをいろいろ通過していきます。

 

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え、あの、日本ユニセフ協会さん。

悪気はありませんが、、、 

つまんないです!ごめんさない!!

でも大切なのは、このゲームのクオリティじゃなくて、マダガスカルへ水を届けて100円を寄付し、ユニセフの活動を支援することですもんね!!!

さすが日本ユニセフ協会さん!物事の本質は捉えてますね!

文句言ってすいませんでした!!

(あくまで個人的見解ですので、皆さんもプレイしてみてください。)

ゲーム自体はすごくつまんないですがユニセフのような組織がこのような取り組みをするってイノベーションですよね。

とまあこれは日本ユニセフ協会の活動の一部であり、これ以外にも様々な活動を行っています。今後も注目していきたいです。

 日本ユニセフ協会を訪問してみた

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実は先日その日本ユニセフ協会に行ってきました。

若者のユニセフサポーターを増やすという目的に向けてのワークショップに参加してきました。

ユニセフの活動について一般の方々に興味を持っていただくためにはどうしたら良いのかや大学との連携の可能性などについてディスカッションをしてきました。

ユニセフイノベーションを起こしていたので、僕も負けじとイノベーションを提案してきました。

それはユニセフと大学が連携するプロジェクト、その名もunicef weekです。

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これは、一週間、大学をunicefの活動で染めてしまおうというプロジェクトです。

このunicef weeek3つのプロジェクトを設定しました。

1. 学食でunicef関連のメニューを提供

unicefが活動を行う開発途上国の料理を学食で提供し、かつメニュー表にunicefがその国で行うプロジェクトの概要を掲示し、unicefの活動を知ってもらおうというものです。加えて、その学食の売り上げの一部をその国に寄付します。

2. 生協でunicef関連グッズ販売

大学生協unicef関連のグッズを販売し、その売り上げの一部を寄付します。

3. 1100円募金プロジェクト

→これがunicef weekのメインプロジェクトです。まず、開発途上国200万円で実現できる支援活動を決めます。僕の大学には、約2万人ほどの学生がいるので、unicef week期間中に1100円の募金を促し、総額で200万円を集め、その支援活動を実現しよう、といういわゆる募金チャレンジです。

ユニセフの募金活動って、良くも悪くも、当たり前になりつつあると思うんです。世界のどこかには必ず支援を必要としている人がいるので、無限に募金が必要なわけですよ。つまり、目標とする募金額を決めることはしないんです。

最近世界中で話題になっているサービスに、クラウドファンディングがあります。これは、「僕はこの活動をしたい!だからこの目標額のお金が必要なんです!」という人に対してインターネット上で寄付を行うサービスです。

このクラウドファンディングが話題となっている理由は、具体的な活動内容と目標額が決められていることだと僕は思います。

自分が寄付したお金が、実際にどのような活動に使われているのかを支援者は詳細に知ることができ、かつ実行者から何らかのお返しもいただけるので、他者に貢献できているという実感を強く持つことができます。

僕はこのクラウドファンディングの仕組みをユニセフ募金にも取り入れてみたいと考えました。そもそも現代は、UberAirbnbによって既存の業界が変化を迫られているように、様々な社会のシステムが短期間で変化していく時代です。

そんな時代の中、募金活動も変化していく必要があると僕は思っています。

まとめ

ユニセフイノベーション・ファンドの設立や募金を促すゲーム作りなど、ユニセフイノベーションを起こしていることがわかりました。

結局のところ、イノベーションとは何なのか。

ユニセフイノベーション部門部長のシンシア・マカフレイは、「ユニセフイノベーション・ファンドは、シリコンバレーベンチャー・ファンドの手法とユニセフの活動国のニーズを組み合わせた、国連の中でも新しいビジネスの形です」と言いました。

僕はシンシア・マカフレイが言う「シリコンバレーベンチャー・ファンドの手法とユニセフの活動国のニーズを組み合わせた」という言葉に震えました。

この言葉は「イノベーションとは何もないところから全く新しいものが生まれることではない」ということを意味しているのではないでしょうか。

広告業界の偉人であるジェームス・W・ヤングは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」と言いました。

では彼らの言葉を借り、「イノベーションとは何なのか」という問いに僕なりの答えを出しましょう。

 

イノベーションとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」